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夏バテ対策

[ 2012-08-02 12:17 ]

夏バテは、真夏の暑気・熱気にあたることで身体が疲れ、体調を壊すと見られる症状、または、心身の状態と考えられます。
〈症状〉 身体がだるく、疲労感が強い。集中力がなく、やる気がでない。食欲がなく、下痢や便秘をする。微熱があったり、不眠、頭痛やめまいを伴ったりすることもある。夏バテではないが、熱さにより、熱中症、食中毒、脳卒中、心筋梗塞、腎結石、及び脚気などを引き起こすことがあるので、注意が必要です。
(予防〉
 1.可能な限り身体を夏の温度に慣らす。
 2.早寝早起きをする。睡眠は、普段より多めに取る。
 3.エアコンを使用するときには、出来るだけ設定温度を27度以上とする。
  夜間は、28度とする。気温が、28度を下回ると自動的にエアコンは、停止する。
 4.水分補給は、ミネラル及びビタミン類を含むものとする。
 5.水分の温度は、出来るだけ常温とする。
 6.食欲がない時は、VB群およびVCを積極的に摂取する。
 7.壁・窓ガラスをよく拭く、ふいた雑巾が、黒くなるようであれば、カビの胞子が、
  形成され始めている可能性もある。
 8.カーテン類には、カビが付いているので、胞子を形成する前に、よく洗っておく。
 9.食事は、あっさりしたものを避け、肉類や緑黄色野菜などを多く摂るよう心がけ
  る。

エアコンを使用するこの時期は、部屋が乾燥しすぎて、カーテンや壁・ガラスに付着したカビは、生育条件が悪くなったことを感知し、胞子を作りそれを飛ばします。大量の胞子が舞い散ると、喘息や夏型過敏性肺臓炎の原因などとなりかねません。
 また部屋を冷やし過ぎると、体温が下がり、寝冷えや肩こり、または自律神経の障害を引き起こします。体調が悪くなると、感冒、口内炎、帯状疱疹、胃腸炎などの日和見感染を誘発します。体調管理にはご注意下さい。