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大腸がん

大腸がんとは

大腸がんは、盲腸・結腸・直腸・肛門に発生するがんです。
腺腫という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。粘膜から発生した大腸がんは、次第に深く浸透しやがて大腸の壁の外まで達し、腹腔内に散らばったり大腸の壁の中のリンパ液や血液の流れに乗り、肝臓、肺、リンパ節など他の臓器に転移しやすくなってきます。
ポリープの一部ががん化した早期の大腸がんであればそのほとんどが内視鏡で切除できます。症状が出る前にこれらを見つけて早期に治療するには定期的な便潜血検査が重要です。
大腸癌は早期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。症状としては、血便、下血、下痢と便秘を来り返す、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少があります。

大腸の図

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

検査を行い異常がない場合その日に帰ることができます。ポリープなどができている場合は、そのまま切除し、検査に出します。そのため一泊入院が必要とされる事があります。
大腸癌と診断された場合、各種検査によるがんのステージ(病期)が決定され、ステージに応じた手術(腹腔鏡手術・開腹手術)、化学療法、などを行います。

大腸内視鏡カメラ

胆のうと胆石

症状は、無症状の事も多いのですが、一般的には、心窩部(みぞおち)を中心とした疝痛発作(激しい痛み)が典型的で、これに右肩や背中の痛みを伴う場合もあります。また、鈍痛、圧迫感などの痛みとして現れることもあります。発作は、脂肪の多い食事をとった後や、食べ過ぎた後の夜半に起きやすいという特徴があります。疝痛発作以外にも、吐き気や嘔吐などもしばしば伴います。炎症が加わると発熱もみられ、胆管に詰まる黄疸や肝障害も併発します。

消化器
胆嚢結石

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術とはお腹の中に腹腔鏡という細長いカメラを入れ、お腹の中の様子をテレビモニタで見ながら細長い鉗子という器具を使って行う手術です。

長所

 1.キズが小さく見た目が綺麗
 2.キズが小さいため痛みが少ない
 3.翌日から飲水や食事が可能である
 4.早期退院ができるため早期の社会復帰が可能である

手術中に腹腔鏡手術を続けることが困難と判断された時は患者さんの安全を第一に考え従来の開腹術に切り替え手術を遂行します。

キズ跡の違い
<例>

腹腔鏡手術
開腹手術

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