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骨粗鬆症専門外来を始めます。(2019年7月29日より)

[ 2019-06-12 09:02 ]

寝たきり、骨折、痛みに悩まされる前に受診を!

  2019年7月29日より骨粗鬆症専門外来を始めます。

 診療は毎月曜日の午後からです。

 診療の前に骨密度測定等の検査が必要です。


骨粗鬆症は、骨密度(単位体積あたりの骨量)が減少して骨がもろくなってしまった状態です。原因には女性ホルモンの減少、老化、カルシウム不足、運動不足、ダイエット、偏食、喫煙、飲酒などがあり、特に閉経によって女性ホルモンが減少して起こるケースが多くなっています。ただし、若い世代でも極端なダイエットなどによって骨粗鬆症を発症するケースがあります。
骨粗鬆症になると骨がもろくなるため骨折しやすくなります。高齢の方の場合、脊椎(背骨)や大腿骨の骨折をきっかけに歩行能力が低下し、介護が必要になってしまうケースが多く、健康寿命を縮める要因として問題視されています。
骨量はほとんどの場合、20歳〜40歳にピークを迎えて加齢とともに減少していきますが、骨粗鬆症と診断されてからでも適切な治療や食習慣の改善、運動習慣の定着によって骨折リスクを軽減することができます。
骨密度測定等の検査を行うことで、骨折リスク評価を行い適切な治療を速やかに開始できます。